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2015年10月7日水曜日

生前給付型終身保険→一時払終身保険(無告知型)

約2年ほど前に60歳代のお客様から、
『自分に万一があったら、妻に少しでもお金を残したいので...』とご相談をいただきました。

それまでは、大きな病気もすることなく、健康診断もまともに受けていらっしゃらなかったご様子...ところが、周りの友人知人が「入院した」「手術した」「亡くなった」となり、不安に感じていらっしゃいました。

私の方からは、『万一の際の保障も大事ですが、大きな病気の時にお手元に資金があった方が良いのでは...』とお話し、生前給付型の終身保険をご契約いただきました。

あれから約2年...

少し体調がすぐれないということで、病院に行かれたところ、「ガン」が見つかりました。
幸い「ステージ1」でしたので、早急に手術すれば、全く問題ないとのこと。
実際、手術前日入院で、1週間ほどで退院となりました。

さて、保険はというと...

生前給付型保険の場合、「ガン」であれば、たいていの保険会社は「保険金支払」となります。今回も保険金支払対象になりました。

つい数年前までは、お支払が実行されて『良かったですね』『ありがとうございました』でおしまい。しかし、当初お客様のご希望は、『自分に万一があったら、妻に少しでもお金を残したい...』でした。
これでは、当初の目的が達成されていませんね。

また、過去の実例から多額の保険金や給付金を手にしてしまうとほとんどの場合、数年で保険金(給付金)を費消してしまいます。(残念ながら...人間弱いものです)

そこで、近年発売された「一時払終身保険(無告知型)」の登場です。
これまでの生命保険ですと、一度「ガン」等の疾病にり患された場合、以降契約できないか、かなり条件の悪い契約しか出来ませんでした。
「無告知型」つまり、告知が不要ですので、上記のような場合でも終身保険にご契約いただけるわけです。
(※告知有の契約に比べて、保険料は割高ではあります。)

ということで、
このお客様には、当初のご希望通り、一時払終身保険契約によって奥様に保険金が残せる状況になりました。

―感謝―